No.391, No.390, No.389, No.388, No.387, No.386, No.385［7件］
酔い深夜恋愛や親密さの話
基本的に「問い」があってこその人間関係だろ、と思っており、恋愛はそこをスキップしたりそんな問いはないものとして扱われ、同化欲求を煽るものだ、という印象があり、「恋愛概念」というものがあまり好きではない。
恋愛概念とは、恋愛とはそのような甘やかなものであるみたいな共通理解のことである。
すごくよく言われている例で言うと「女の子が一人暮らしの家に男を入れたらそれはもう…」といった言説だ。厳密にはこれは恋愛ではないかもしれないが、ロマンティックラブの分化の形で、問いをスキップしていると言う感じは分かっていただけるだろう。
BL二次創作をするまで、わたしの中の恋愛概念はそういう、虜になったら負け、のようなものだった。
ただこれは別に恋愛を描いている作品が好きではないとか、恋愛をしている人間が好きではないとか、そういうものではない。問いのある関係性は好きだ。
わたしが何を肴に人間関係をやっているか、というと、相互不理解が起こった時に湧き上がる「相手を自分の理解の範疇に押し込めたい」という感情を自分で感知する瞬間だ。この時自分がひどく浅ましく思え、ばかなやつ、と軽く絶望する瞬間が好きなのだ。
だから二次創作でもその瞬間が描きたいと思っているのだが、やはりその瞬間は、同化欲求のままに動き、「同化できた」と勘違いしてから起こるもので、問いをスキップしても分かり合える自分達、というのは、この上なく甘やかなものなのだろうと言う認識に変わり始めている。
畳む
基本的に「問い」があってこその人間関係だろ、と思っており、恋愛はそこをスキップしたりそんな問いはないものとして扱われ、同化欲求を煽るものだ、という印象があり、「恋愛概念」というものがあまり好きではない。
恋愛概念とは、恋愛とはそのような甘やかなものであるみたいな共通理解のことである。
すごくよく言われている例で言うと「女の子が一人暮らしの家に男を入れたらそれはもう…」といった言説だ。厳密にはこれは恋愛ではないかもしれないが、ロマンティックラブの分化の形で、問いをスキップしていると言う感じは分かっていただけるだろう。
BL二次創作をするまで、わたしの中の恋愛概念はそういう、虜になったら負け、のようなものだった。
ただこれは別に恋愛を描いている作品が好きではないとか、恋愛をしている人間が好きではないとか、そういうものではない。問いのある関係性は好きだ。
わたしが何を肴に人間関係をやっているか、というと、相互不理解が起こった時に湧き上がる「相手を自分の理解の範疇に押し込めたい」という感情を自分で感知する瞬間だ。この時自分がひどく浅ましく思え、ばかなやつ、と軽く絶望する瞬間が好きなのだ。
だから二次創作でもその瞬間が描きたいと思っているのだが、やはりその瞬間は、同化欲求のままに動き、「同化できた」と勘違いしてから起こるもので、問いをスキップしても分かり合える自分達、というのは、この上なく甘やかなものなのだろうと言う認識に変わり始めている。
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