RSS情報収集を始めた&サイトでRSS情報配信を開始した

2022/10/15追記

RSSを使用した情報収集を始めました。
RSS…そんな単語を読んだことはあり、なんかWi-Fiのアイコンが斜めになったみたいなマークも見たことがあるものの、実際どんなものかわかっていない…。

Wi-Fiを斜めにしたようなアイコン

自分に関係があるものと正直思っていなかったのだが、使ってみると色々便利なことが分かった。また、このブログは個人サイトを運営している方を勝手に仲間だと思い応援しているのだが、個人サイトを運営している方も知っていて損はない概念だな~と思ったので、辞書等を引用しながら使ってみた所感を述べてみる。筆者はwebデザインの専門家ではなく、サイト作成を初めて3か月の人間であるので、この記事を読んで、正確さが担保された情報がほしいと思った場合は各自調べてみてほしい。

RSSとは

ホームページやブログなどの更新情報や要約、見出しなどのメタデータ(属性情報)を構造化して記述するためのXML(インターネット上のコンテンツを記述する言語の一つ)ベースのフォーマット。RSSリーダーを利用すれば、ニュースサイトやブログの更新状況を自動的に確認し、複数のニュースサイトへのアクセスや愛読している多くのブログを閲覧しなくても、更新されたサイトだけを効率よく探し出す。

『情報・知識 imidas』,「RSS[インターネット]」,手嶋彩子(2008.3)https://japanknowledge.com/lib/display/?lid=50010A-124-0046

まあだいだい以上の引用記述がすべてだ。わたしは、更新情報を通知する元のデータだと捉えている。

何ができるのか

RSSはデータであるので、そのままでは専門的な知識のないわたしには読むことができない。そこで、RSSリーダーサービスを利用すると、好きなサイトのRSS情報を収集し、それを読み取った結果がコンピュータのための記述言語ではなく日本語で読めるようになる。
RSSリーダーサービスとは、RSSという更新情報データを収集し、そのサービスが対応している言語で一覧表示してくれるサービスである。これによって、はてなブログ、noteなど複数のサービスで購読しているサイト(ブログ)の更新情報を、サイトの境界をまたいで一気に確認することができるようになる。わたしの理解を図解すると以下のようになる。

現在、代表的なところだとはてなブログ、noteなど、人によって使用している公開プラットフォームが異なっており、それぞれのサービスに熱心にログインしない限り、更新を見逃しがちである。また、フォローしていることを認知されたくない、となってくると、フォローもしにくく、より更新情報が分かりにくくなってしまう。でも更新したら絶対見たい!という方のわがままをおおよそ叶えてくれるサービスである。

私が使っているRSSリーダーサービス

現在使用しているのはfeedlyinoreaderである。どちらも現在無料サービスの範囲内で使用している。

2つ使用していることにそんなに意味はない。まずはじめに検索して話題に出る数が多かったfeedlyを使用してみたのだが、こちらは完全英語サービスで、もう少し調べたらinoreaderが日本語対応しており比較的情報取得頻度が高いということでinoreaderも使用し始めてみた、という流れである。使用してみて、どちらか使いやすい方を継続したいと思っている。

feedlyとinoreaderの上記以外の差は、feedlyは複数サイトを登録したとき、はじめからそれぞれの更新情報を更新日付順に並び変えてくれるのだが、inoreaderは完全に受信した順に並んでしまう。

例えば、10/1と10/10に更新情報があるサイトAと10/2と10/11に更新情報があるサイトBを、サイトA→サイトBの順に登録した場合、それぞれのサービスで表示される一覧情報は以下のようになる。

feedly

10/11 サイトB
10/10 サイトA
10/2  サイトB
10/1  サイトA

inoreader

10/11 サイトB
10/2  サイトB

10/10 サイトA
10/1  サイトA

すなわち、inoreaderは厳密には並び替え機能はなく、純粋に受信順に情報を一覧化すると考えられる。
一度登録してしまえば、あとはそれぞれのサイトがそれぞれ更新され、それぞれの受信順に一覧化されるので、時間がたてばfeedlyのような時系列順の並びになるのだが、やはり使い始めはやりにくいところがある。

他にはreeder5というリーダーサービスも興味深かったが、パソコン版がmac版のみでwindows版がないのであきらめた。

自分のサーバーを使用して利用する「tiny tiny RSS」というサービスも気になったが、こちらはスマホアプリ版がandroid版しかないのであきらめた。

feedly,inoreaderの使い方

では、どうやってRSS情報を取得するの?ということだが、やり方はいたって簡単である。それぞれのサービスの「RSSフィードを追加」という部分から、好きなサイトのURLを登録する、というだけ。それらのサービスがRSSを配信していれば、URLを入れるだけで情報を収集してくれる。いじってみた感じ、以下のサイトはRSS情報が収集可能である。

  • はてなブログ
  • note
  • てがろぐ使用ページ
  • その他ブログサービス
  • (おおよその)WordPressを使用して作られたサイト

【追記】
WordPressは取得できるときと取得できないときがあるらしい。RSSフィードページ自体は存在しているのですが、そこに更新情報が追加されているかどうかがサイトによって異なる。

RSS情報がないサイトもある…

上記のサービスではそれぞれの利用者がわざわざRSS情報配信の設定をせずとも、自動でRSS情報が配信されている。しかし、RSS情報を配信していないサイトも存在する。例えばわたしのサイト、すなわちHTMLベタ打ちサイトはRSSは自動では配信されず、自分で設定し、更新したら逐一登録する必要がある。このように、RSS情報配信が自動搭載されていないサービスでサイトを作成している場合は、そのサイトのRSS情報は上記の簡単な方法では読み込むことができない。調べたところ、どうにか設定をする方法もあるらしいのだが、難しくて現在はチャレンジできていない。ちなみに、feedlyもinoreaderも、有料プランにするとRSS情報を配信していないサイトからも情報収集が可能になる。「わがままをおおよそ叶えてくれるサービス」という由縁はここにある。

実際どんな感じに表示されるのか

feedlyの使用画面
inoreaderの使用画面

更新情報の配列の具合を見るために自分のサイトを登録したフォルダの画面を表示する。RSS情報はそれぞれフォルダ分けできるので、以下のようにフォルダ分けしている

  • 公式:気になるコンテンツの公式サイト・公式アカウント
  • 呟き:好きなサイトのてがろぐページ・ショートブログ
  • 個人サイト:好きなサイト
  • 健康:健康に関するブログ・ショートブログ

自分のサイトでRSS情報を配信するようにした

前述の通り、htmlベタ打ちサイトではRSS情報を別に登録しないとRSS情報が配信されない。わたしのサイトもこれまではRSS情報を配信していなかったが、10月分からRSS情報を配信した。配信の種別は以下のとおりである。気になるコンテンツのURLをRSSリーダーに登録していただけると、更新情報が届くようになる。

それぞれの更新情報は被らないようになっている。すべて見たい場合は…お手数だが…すべて登録してください…。

追記:お知らせページ作りました

それぞれのサイトにRSSに関するお知らせページ作りました!もし登録したよって方いたらボタンをポチっと押してください。

そもそもなんでRSS情報収集をしようと思ったのか

以下の記事を読んで、RSSを使用した情報収集について知ったからである。

コロンビアさまによるサイト「nemui」

Twitterとのいい距離感のつかみ方をいつも悩んでいる。そんな時にこの記事に出会い、「TwitterをやめるかはともかくとしてこのRSS情報収集って便利そうだな…」となったため、調べて初めてみた。上記時にはオタクがTwitterから離れるためのさまざまなTIPSがあり、また単純に管理人さんの記事はそれぞれ面白いので、もし興味があったら参照していただきたい。リンクフリーということでリンクを貼っているが、「○○のリンクから来ました」というようなことは伝えないでいただくようお願いします。

RSS情報配信しよう&RSSで情報収集しよう!

個人サイトをやっている方々へ、一度RSSリーダーを使用して自分のサイトがRSS配信に対応しているかどうか確かめてみてほしい。そして、もし対応していなければ、よければ対応してほしい。あなたの更新情報が分かりたくて、なんどもURLをRSSリーダーに読み込み有料プランへの誘導をされている人がいるかもしれないから…。

そして、いろいろサービスがあって、Twitterでの更新通知を見逃すといつの間にか読めてない記事がある!という方へ、こういうサービスがあるので、よかったら使ってみるといいのではないでしょうか!

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