揚げ物と音楽としつこくノートの話、よいお年を!

「よいお年を」ということを言いかけるたびに、「実は意味が分かってないな…」と思い始めて使わない、という時期がやってきた。私はしばらく「お年」を「一年」のことだと思っており、年末だけに使うなんて変なの、と思っていた。

あれには続きがあって、「よいお年をお迎えください。」というものらしい。「お年」というのは「新年」という意味で、要するに年越し~元日が楽しくあれ、ということか…という認識にさっきググってようやっとなった。

よいお年を迎える前に、一記事にするほど気合を入れて書くほどのことでもないことを詰め込んで2022年最後の記事にしようと思う。


揚げ物の話を以前したが、またおいしい揚げ物が見つかったので共有する。

セブンの「皮付きポテト(ガーリック&ペッパー味)」と、「ななチキレッド」がおいしい。10年前くらいのセブンの皮つきポテトは大きすぎて芯が残っていたりしていた印象があるが、ほくほくで味もしっかりついており、かといってガーリックが強すぎるということもない。ほっくり食べられるフライドポテトである。

「ななチキレッド」もおいしい。ほぼ旨辛揚げ鳥の味である。プレーンのななチキは私はあまり好みではないのだが、ななチキレッドは味がしっかりついていておいしい。

また、バーガーキングのポテトとハンバーガーがおいしい。渋谷に行くといつも混んでいる店ということで私の中で有名なバーガーキングだが、こないだついに行くことができた。

まずバーガーの野菜が甘くてみずみずしい。野菜の味がしっかりするバーガーを久しく食べていなかったので、びっくりした。まさかハンバーガーを食べてトマトの甘みを感じることができるとは…。少しだけ入っているケチャップも絶妙な酸味だった。

そしてポテト!マックのフライドポテトよりは太くケンタッキーのフライドポテトよりはやや細いくらいである。サクサク食べられるポテトの最大の太さだといえよう。そして、その太さで出せる最大のほくほく感が実現されている。

ポテトといえば細くカリカリしたものにはほくほく感を期待せずむしゃむしゃ食べ、太くほくほくしたものはもそもそゆっくり食べる形になる、と考えていたのだが、バーガーキングのフライドポテトはサクサクどんどん食べられつつ、ほくほく感も味わえる優れものである。

バーガーキングのいいところはそこだけではない。クアアイナなどで出されるような牛肉がしっかりバーガーはたいてい大きく、セットで頼んだら1,000円を超えてしまうことが多いのだが、バーガーキングはバーガーのジュニアサイズというものが用意されている。ジュニアサイズのセットは650円以下で、かなりお手頃である。クアアイナのハンバーガーをもう少し小さくしてちょっと安くしてくれ…という私の欲望を的確に満たしてくれている。ありがとうありがとう…。クアアイナと同じくらい牛肉味がしっかり出されているので、ジュニアサイズでも満足感は十分である。これが、バーガーキング…。

来年も引き続きおいしいジャンクフードを食べていきたい。おすすめのものがあったら教えていただきたい。


音楽サブスクとしてSpotifyを使用している。Spotifyは年末にどんな曲をどんな頻度で聞いたかなどの「まとめ」を作成してくれる。私の一年は以下のようなものであったようだ。

Spotifyの総再生時間

近年音楽サービスだけではなくポッドキャストサービスも充実してきており、たいていradikoかSpotifyを再生していた五年だった。

一番聴いた曲

特にティグランハマシアンの「an ancient observer」を聴いていた。スリープタイマー機能を使って、夜寝る前にかけていた時期もあった。

よく聴いていた曲

そのことがよくわかる結果になっている。

よく聴いたアーティスト

面白かったのは、ティグランハマシアンのリスナーの上位0.5%に入っているということである。多分、ティグランハマシアンのファンはサブスクではなくCDやレコードなどで彼の曲を聴くのだろう。

よく聴いたアーティスト

今年新発見したアーティストといえばティグランハマシアンと七尾旅人だろう。七尾旅人は最新アルバム「long voyage」の「停泊」が特に気に入っている。面白い曲が多くていい。


ノートの話しすぎだろ、と思うがまたノートの話をする。

以前言及したなんでもノートにやるべきことやりたいこと創作の予定などもすべて記入していたのだが、少しだけ今は分割している。

美篶堂ペーパーバックノート

二次創作のアイデアメモと趣味の本を読んだ時のメモ用ノートに美篶堂のノートを買ってみた。万年筆でも裏写りがなく、ブルーイッシュな白なのでインクの発色が鋭く出る。

いろは出版 スタディープランナー

やることリストを書くのをこのノートに任せることにした。夜に次の日やりたいことを書くのはMDノートで、朝このノートを開いて清書し、タスク消化をしていく日々を送っている。難点とすれば綴じ部分を考慮したマージンが用意されていないため、ノド付近は書きこみにくい。リングノートタイプのほうがいいのかもしれないが、リングノートに苦手意識があるのでひとまずこれを使っていく。

神戸派計画のもろもろとkakuno

また、ノートを調べていくうちに気になっていた神戸派計画のもろもろを買ってみた。ノートは2,000円~3,000円ととても気軽な値段ではないのだが、好奇心に負けてしまった…。まあ、クリスマスプレゼントなので…。

買ったのはグラフィーロスクエア・グラフィーロ style 横罫・CIROである。まだほとんど使えてないので感想は後で。あと上述のスタディープランナーの記入欄が少し小さいので極細のkakunoも購入してみた。こちらの使い心地はそこそこいい。

来年もノート文房具ライフを楽しんでいきたい。明日EDiTの手帳をおろすのが楽しみだ…!付箋やシール、ハンコなども効果的に使っていけたら楽しいかもしれない。


サイトを始めた時はどのような人が来るのか、そもそも人が来るのか、寂しくなってしまうのか、管理が続くのか…などなどすべてが未知数だったが、来てくださる方がそこそこいらっしゃり、本当に感動しています。

わたしも少なくとも今年は創作をし続けていたおかげで更新が長期間止まることもなく、楽しく過ごすことができています。本当にありがとうございます。

来年はさらにサイトに重点を置いて、人とつながるインターネット以外に自分の場所を持てれば楽しいかな、と思っています。寝言とかも積極的に使っていきたいです。


洞軒もたまに人が来てくれているおかげで、今年は畳まなくて済みそうです。たまに来てつぶやいてみてください。


さて、では、年末お手紙リクエスト企画、本日が締め切りになります。もしなにか年の瀬に私に声を掛けてくださる場合は、よろしくお願いいたします。


ではみなさま、よいお年をお迎えください。

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小規模つぶやきサイト「洞軒」を作りました&個人サイトの話

「洞軒」という小規模なつぶやきサイトを作った。

読み方は「うろのき」。てがろぐの機能を利用して、だれでもつぶやけるようになっている。

コンセプトは、「匿名性を利用してくだらないこともつぶやけるサイト」。そう、私は皆の些細なつぶやきが見たいのだ。

十年以上前にamebaを利用していた話は昔ちらっと触れたが、amebaには「なう」というショートブログがあった。
そこでは「おはよう」「寝る」「起きた」「眠い」「ごはん食べる」など、様々な「些細な」ことが書かれており、些細なことでタイムラインが埋め尽くされていた。当時のamebaなうにはふぁぼやいいねの機能もなく、個別のつぶやきに対する評価は可視化されていなかったように思う。「ぺた」という機能があったが、それはツイッターのふぁぼやいいねとは異なる機能であった。
最近、ツイッターを見ていて私が思うのは、こういう、「起きた」というツイートがなんともいとおしく感じるほど、周りが些細なことをつぶやかなくなっている、ということだ。「起きた」→「おはよう」→「おはあり」の世界は、どこか遠くへ行ってしまった(ちなみに、おはあり、とは、「おはようと声をかけてくれてありがとう」の略である)。
多くの人が知り合い以外をフォローするようになり、セルフブランディングの技術を自覚のあるなしに身に着けていくようになる。「日常つぶやき用アカウント」が作られるようになり、暗いツイートをしてしまった後は「こんなつぶやきばっかりでごめんなさい」とつぶやきたくなってしまう。インターネットは匿名で利用できるはずが、名前を隠して作り出した新たな自分像が、つぶやく幅を狭めてしまう時がある。

私はフォローしている人のことが大好きだから、何でも見たい、アカウントを新しく作ったら教えてくれ、と思っている。しかし、そうは言っても……というものがある。この人の前ではこういう自分でいたい、という感情は、多くの人が複数のアカウントを持っているように一般的なものであろう。

そこで、SNSアカウントと結びつかない名前で登録できる、また、本当に匿名の「通りすがりの人」としてつぶやける場所を作ってみた。パスワードなしで入れるアカウントの名前は統一されているので、本当に誰がつぶやいたのかわからない。まあ、ありていに言えば匿名掲示板のような場所だ。
このサイトの特異な点といえば、ひとまず現時点では、私のサイトにしかリンクを貼っていないということである。必然的に、利用者は「個人サイトをめぐるような人」に限られる。そのような人が何を見て、何を食べ、何を思っているのか、そういうことをぼんやり眺められるサイトになると嬉しい。

もちろん、長文をつぶやいてもらっても構わない。てがろぐの機能はそのまま使えるので、140字の制限もないし、リンクも貼れる。些細なことしかつぶやいていけないわけでは決してない。個人攻撃や年齢制限が必要なコンテンツは避けていただきたいが。一応metaタグで検索除けはしているので、その辺も気にせずつぶやいてくれて大丈夫である。

みんな~~~!!!些細なことも楽しいこともつらいこともおはなししてくれ~~~!!!

みなさんの書き込みを待っています。よろしくお願いいたします。むろん私もつぶやいています。「私」としてはまだつぶやきたくないこととかを……。

以下個人サイトの話と近況

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