
5月くらいに割とソロジャーナルをやっていた。5月末まで体調を崩すわけにはいかず、一方でTRPGなどの夜の約束が多かったので、TRPG後SNSのタイムラインを見る代わりにハーブティーを入れて間接照明のもとでソロジャーナルをやるということで睡眠の質を守ろうとしていたのである。
ソロジャーナルとはざっくりいうとゲームブックをみながらノートに書き込んで遊ぶゲームである。筋書きが各種ゲームブックに載っていて、提示された選択肢のうちどれを選ぶかをさいころを振って決め、結果をノートに書き込んで記録する。多分ノートに書き込むところは飛ばしてもいいんだろう。
やっていたゲームの話をする。
パリのカフェ日記

ソロジャーナルで初めて購入したもの。書き込める手帳形式のノート付き。上の本にパリに留学してきた人間のパリでの暮らしの筋書きが書かれていて、朝飲むお茶だとか、曲だとか、カフェで出会った人だとかを選択し、書き込むタイミングが提示されている。筋書きを読んでいき、選ぶターンになったらさいころを振って選び、選択肢に沿ったものを付属のシールから選んで付属のノートに書いていく。かなり楽しめるように整備されていて、一人遊びって楽しいかも~となった。
冥冥の国

普段CoCTRPGでよく遊んでいるシナリオの作者さんが作ったシステムのルールブック兼シナリオ集。ある物語の筋書きがあって、自分のキャラクターがその筋書きにのって行けるかという判定が各所で入る。判定に成功したら筋書き通りにキャラクターは動き、失敗したら脱落となり、キャラクターは自分の世界に帰っていく(と、私は理解している)。

『パリのカフェ日記』は一人称視点で筋書きが書かれていて、キャラクターを用意しなくてもなんとなく無形の「わたし」として話が進んでいくが、冥冥の国はキャラクターを用意して行う。といってもCoCのように技能判定とかはないので「こいつで行く」みたいな心構えがあればよい。私は基本的にちょぶくんで冥冥の国を遊んでいる。ちなみにちょぶくんは自我が強すぎるのか毎回脱落してしまい、自分の住む世界へ帰って行ってしまう。
シナリオ集『哉』

『冥冥の国』と同じ作者さんのもの。こちらは複数人のものも多く収録されており、まだ『休日TRPG普通の一日』しか遊んでない。さいころを振って判定がある。
ソロジャーナルのシナリオは電子で公開されているものも多いのだが、こうやってアナログで買っておくと寝る前のリラックスしなさいという時間にできてとてもよかった。