あの時そこにいなかった私の話

本記事は、新海誠「すずめの戸締り」を観た、私の鑑賞体験の話である。これは「私の」鑑賞体験の話であり、それは同じ作品を見ていたとしても、だれとも共有されないし、共有できないものである。本記事を読む、ということは、以上のことをご理解いただけたということとする。