今更でも政治を調べてみた。

おことわり

 本記事は筆者が投票可能な候補者と政党のウェブサイトを全て調べて「意外と面白かった」という内容の記事であり、特定の政党・候補への投票を呼び掛けるものではありません。

「さすがに調べるか」

 2/8は選挙だ。
 今までなんとなくテレ東BIZYoutubeの新着ニュースと、SNSと、詳しい友達の解説くらいで世界を把握していたのだが、今そこそこ時間的・精神的余裕もあるということで、調べてみた。政治を。
 やったことというのは特に変わったことでもなく、単に自分が投票可能な候補者と政党のウェブサイトをすべて確認してまとめる、というものである。ウェブサイトのリンク集へはここから該当地区をクリックするとたどり着ける。何をいまさら、みたいな年齢なのだが、まあ、今がいつだって一番早いので、調べた。そしたら結構楽しかったので、候補者と政党のウェブサイトを調べて面白かったことを書き留めておく。

いろいろなウェブサイトが見られる

 稀にxのリンクだけを提出しているストロングスタイルの候補もいたが、基本的にみんな候補者・政党で個別のウェブサイトを持っており、いろいろなウェブサイトを見ることができた。ランディングページのような一枚ものでスクロールだけで公約がわかるようになっているものや、逆にページ遷移が多いもの、予算はかかっていそうなのに画像の画素数が足りてないものなど、政党や候補者によってさまざまなウェブサイトを見ることができた。
 個人サイト規模であるがいちおうウェブサイト作りをしている人間として興味深かったのはもちろん、「広報としてのウェブサイト」をそれぞれの候補がどのようにとらえているのかも推察された。それはウェブサイトを通して国民にどのように理解されようとしているか、そもそも理解されようとしているのかの表れでもあると思うから、判断の基準の一つになりうる。

投票先が異なることへのナイーブな思いの払拭

 ウェブサイトを見て、公約をメモする。公約の量はそこそこあるので、メモするのは自然と、「自分の生活に直接関係する」と素朴に思えるものばかりになってくる。この素朴に、というのが重要で、まあ正しい見方としては自分の生活に関係しないものはないのだが、そういう思いでは、現段階では、私は向かえなかった。ので、取り合えず読んで気になったものをメモっていくことになり、メモの結果から候補のイメージをつかむことになる。
 ここで感じたのは、生活が異なれば自然とメモする公約も異なってくるだろうということだ。ある問題を一つ取り上げたときに考えること≒思想がたとえ似ていたとしても、生活が異なれば、大量の公約の中からピックアップするものは異なり、そこから形成される候補のイメージは異なるだろうということが想像された。今まで投票先が異なるということになんとなく大きな断絶のようなイメージがあったのだが、人にはそれぞれの労働条件、収入、住居、交際関係があり、それが生活を形作っている。消費税よりもガソリン税が気になる人もいるはずだし、高速道路料金のほうが喫緊の課題の人もいるかもしれない。それは生活の違いで、それ自体は事実であって真理ではない。投票先が異なることは生活が異なることの結果である、と今のところは認知するようになり、それは少し気軽な思いになる。こうやって気軽になると、より気楽に政治の話ができるのかもしれない。

調べてみて

 ウェブサイトを複数、それなりの時間をかけてみるというのはちょっと大変だったが、その分面白かったように感じる。今まではそれこそタイムラインの雰囲気のみでなんとなく怪しいと思っていた候補が自分にとってどのような存在かを自分で決められるようになったし、サイト作りの勉強にもなった。そして意外と、政党ごとに結構毛色が違うし、そして候補者のなかでもその政党のマニフェストのなかで特にどれを推したいかが異なるということを理解できた。今までは全部比例代表でいいんじゃないかとか思っていたが、どうやらそうでもないらしい。

 マニフェストだけを当てにしてはならない、とか、実績を見なければならない、とかの意見を見て縮こまっていたのだが、友人の助言もありひとまずウェブサイトを全部見るという形で調べてみた今回。結構楽しいものであった。続けていきたいし、きっとここから始まるものもあるのだろうと思う。

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