おことわり
本記事は筆者が利用しているデジタルバンク「みんなの銀行」の筆者なりの利用方法を記すものである。末尾に紹介コードが記載されているが、読者に登録を強制するものではありません。
はじめに
2022年のみちのくコミティア参加を皮切りに、定期的にイベントに参加するようになった。現在生活圏内のイベント参加は3回、遠征参加は予定も含めて4回となっている。発刊した本は先日入稿したものも含めれば8冊に入る。
イベント参加には結構お金がかかる。首都圏のイベントの参加費は地方のイベント参加費の2倍以上。そして交通費・設営費、そしてメインの本の印刷代諸々。貯金が安定してあったり収入が多かったりするタイプでは全くないため、定期的なイベント参加のために計画的な資金繰りが必要になった。
そこで、割と無計画に使っていたデジタルバンク「みんなの銀行」が割と使えるということが分かったので、覚書がてら「みんなの銀行」について紹介していきたい。
みんなの銀行とは
みんなの銀行とは、スマホ完結のデジタルバンクである。通帳もなければキャッシュカードもない。現金の入出金はセブン銀行ATMで行うという徹底ぶりである。
はじめ知り合いから紹介された時、ネーミングも含めてかなり怪しい!と思っていたのだが、母体は熊本銀行など九州の地方銀行を経営しているふくおかファイナインシャルグループである。2020年に銀行業免許も取得しており、結構ちゃんとしている。この辺が安心要素となり、私は利用を開始した。
スマホ完結でどのように運用するのか
現金の入出金について
スマホ完結のデジタルバンクと聞くと、いざという時に使えないのではないか?というような疑念もあるが、今のところ苦労はしていない。
現金の入出金はセブン銀行ATMで行うことができる。手数料は入金は無料。出金は時間帯問わず110円/回。ゆうちょやみずほの手数料を参照したところ、各銀行提携ATMの時間外最低手数料と同じ料金である。べらぼうに高いというものではないように感じられる。
また、今のところ「U25 Z割り」という割引を行っており、25歳以下は月3回までは出金手数料無料である。
振り込み、送金について
振り込みに関しては他行宛てのみ一律200円。しかし、ことら送金に対応しているので、10万以下のやり取りであればことら送金ですましている。
ことら送金とは
「ことら送金」は、株式会社ことらが提供する、新しい個人向け送金サービスである。
ことら送金では、相手の口座番号など口座情報を指定して送金できるほか、口座情報がわからなくても携帯電話番号やメールアドレスがわかれば送金できる仕組みとなっている。ただし、ことら送金独自のスマートフォンアプリはないため、ことら送金が使える所定のアプリをダウンロードする必要があります。
みんなの銀行はこの所定のアプリに該当しており、みんなの銀行アプリから直接ことら送金が可能であるため、個人間の10万以下のやり取りであればことら送金で事足りる。
標準装備のJCBデビットカードが利用できる
みんなの銀行の口座を開設すると、口座と連携したデビットカードが開設時から使うことができる。クイックペイ、スマホのタッチ決済に対応しており、JCBマークがある店頭のほか、デビットカードの番号を入力することでインターネット支払いのほとんどに使用が可能である(デビットカードを厳密にはじくものには使用できないが、大概使用が可能であった)。
したがって、キャッシュレス支払いのほとんどに利用が可能であり、現金に関してはほかに引き出し手数料無料のATMのあてがある場合はその口座にことら送金し引き出すという使い方をとることができ、スマホ完結でも不便なく利用している。ちなみにことら送金であっても各送金先は登録することができ、送金の手間もかなり簡略化されている。
同人イベントの資金繰りに「みんなの銀行」を利用する
預金内容を「ボックス分け」して貯金する
みんなの銀行の特徴として、アプリ内で預金を複数の「BOX」に仮想的に分けることができ、いわばそれぞれのBOXに積み立てるという形の利用ができる。私の利用例が以下である。
たいていタイトル通りの目的に分けて、それぞれに預金を割り振っている。(「凪」とは8月の凪あすオンリーのための資金である)。
ボックスには目標金額や達成期日の入力が可能で、各ボックスの左下の円グラフは達成度合いである。パソコンに水をぶっかけてしまい、いつ壊れるかわからない状況なのでこないだパソコン積み立ても始めた。
ボックスは最大20個作成できるため、イベントごとだけではなく交通費、本制作費などより詳細に分けることも可能だと思う。
スケジュール機能を使い、ボックスに定期積立をする
みんなの銀行には「スケジュール」機能というものがあり、預金口座からそれぞれのボックスへ定期的にお金を移動させることができる。
移動スケジュールは年・月・週・日単位で設定することが可能。私は今のところ月単位でしか使ってないが、いろんな使い方が可能かと思われる。
ざっくりとした使い方
まあこんな機能があって、私は参加するイベントが決まったら以下のような手順でみんなの銀行を使っている。
- イベント参加費・交通費・宿泊費を調べる
- ざっくりとした印刷費を調べる
- 合計金額を目標金額としたボックスを作る
- 残り日数で積み立て可能なスケジュールを決定・登録する
クレジットカードの引き落とし口座はまだみんなの銀行とは分けているので、クレカの引き落とし後に定額をみんなの銀行にことら送金し、スケジュールに沿って貯金をして、残った額をちょっと趣味に使ったりなんだりという運用をしている。
みんなの銀行を使ってよかったこと
まあまずもって「資金繰り」という発想をしっかり構築できたことは大きいだろう。ボックス分けのおかげで積み立てがしやすく、またボックスの数だけ支出予定があることが明確になるので、「私はまだこれに使う予定があるんだ」と思い出すことができる。
また、みんなの銀行は各銀行口座と提携して残高や入出金を一覧化できるので、みんなの銀行アプリをみるだけで自分の資産合計や推移が確認できるのも資金繰りに役に立っている。
その他同人活動に有用かもしれない点
デビットカードがJCBブランドである
先日、とらのあながVISA・MasterCardを利用可能決済から除いた。成人向けコンテンツの売買に関して各ブランドの規約との兼ね合いがあり、こういうことはDLsiteなどでも起こっている。年会費無料のJCBブランドカードが持てるという点はわりといいのかもしれない。
boothと提携キャンペーンがある
みんなの銀行はPixivと提携して「ピクシブかんたん決済」というサービスに参加している。みんなの銀行からの支払いで決済費の1%が還元される。現在はBOOTHでのお買い物やpixivcobanへチャージする際に、ピクシブかんたん決済を利用すると、利用金額の10%(最大2,000円)プレゼントというキャンペーンもやっている。
紹介コード
みんなの銀行は紹介プログラムを行っている。ubereatsの紹介プログラムみたいな感じで9/3まで預金残高に1000円追加という特典があるので、もし気になる方がいらっしゃったら以下の紹介コードから登録してみてください。
紹介コード:xAmDrOyL
以下紹介文全文
お得に口座開設!
口座開設時に紹介コード入力で1,000円プレゼント
公式サイト:https://web.minna-no-ginko.com/about-us-others
ダウンロード:https://app.adjust.com/2tho638
紹介コード:xAmDrOyL
口座開設後、支店選択・ATM暗証番号入力後に紹介コード入力画面が表示されます。
※金額は現時点。適用条件はコード入力時の注意事項をご覧ください
みんなの銀行お友だち紹介プログラム参加者によるご案内です
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