浮かれた読書とご飯と萌えノート

なんだか今週はものすごく調子が良かった。

5,6とものすごく納得のいく休日が過ごせて、その流れで納得のいく就業日を作り出すことができた。お盆明けからものすごく眠くて休日も平日もすごくグダグダしてしまっていたのだが、薬の調整が効いてきたのか、そもそも研究が一山超えてそんなに難しいことをしなくなったからか、なんだかルンルンの一週間だった。

本をいくらか読んだ。谷崎潤一郎『台所太平記』と、木村衣有子『家庭料理の窓』。あと『桜前線開架宣言』を少しずつ。

『台所太平記』は友人に教えてもらった。高校の頃からの仲で、当時からの読書家ぶりが未だ健在のひとだ(本当にすごい)。『本なら売るほど』という漫画を読んで「少し昔の日本作家の本読みた〜い」とまんまと影響された私が「存命じゃない日本作家の小説教えて」と連絡したら、知っている作家の知らない小説をいろいろ教えてくれた。谷崎潤一郎は前から友人の好きな小説家として聞いていたが、演劇をやっていた頃にパロディコントをやる関係で読んだ『刺青』と講義で読んだ『普請中』以外は読んだことがなかった。ここで『細雪』を勧められていたら読んだかわからなかったが、『台所太平記』という何とも呑気なタイトルに惹かれて読んだ。主人公の家に出入りしていたさまざまな女中さんにまつわる思い出話がつらつらと書かれているのだが、挿絵も込みですごく良かった。たいてい、女中の見た目についての描写がある次のページに当人の挿絵が入るのだが、それがなんとも、「そうそうこんな顔!」と思うような、ぴったりの顔つきをしているのだ。特に梅さんがお気に入りである。ぜひ読んでみて欲しい。

最近は作り置きをぼちぼちとやっている。NHKの「きょうの料理」でやっていた、と母が教えてくれたフレッシュトマトのソース(の、ニンニク抜き普通のトマトバージョン)と、『常備菜』に載っていた魚のエスカベーシュがかなり重宝である。どちらか一方か、たまには両方をパスタと混ぜて食べている。

魚のエスカベーシュは下拵えして小麦粉をつけた魚を揚げ、ビネグレットソースと呼ばれるワインビネガーとオイルと塩のソースに和えておくものである。サバ・鮭・タラとやってみた。トマトと合わせるなら鯖がダントツ。鮭はケイパーとの相性もよくトマトなしで十分おいしかった。鉄フライパンを買ったので、恐々と油返しなどをしながらいろいろ作ってみている。

9、10月は本業に余裕を持って集中するためTRPGを入れていない。ので、夜時間は落書きをしたり、ノートを開いて考え事をしたりしている。萌えノートを作った話を以前したけれども、それが真価を発揮しつつある。

今まで萌え語りやラブ二次創作ができないことがややコンプレックスだったのだが、自分の萌えを集め、萌えた作品に「もし注文をつけるとしたら……」というメモを書いていくことにより、自分の中の萌えの軸を発見することができた。この話は詳しく漫画にしたいような気もするし、しても伝わりにくような気もするし、悩み中である。ともかく、キャラ解釈やカプ観の軸が形成されたのだ!それによって色々な妄想ができるようになり、最近は好きなことばかり考えている。幸せ。

「萌え」の軸が形成されたことにより、自分の「好き」により真っ直ぐ取り組めるようになった気もする。今推しを一生懸命描いているのだが、その絵が完成以前にすでに可愛く、ずっと眺めている。自分の好きがわかると絵の描き方も変わって、とても楽しい!

来週はまた本業の山場が来るので、このハイテンションのまま無理しすぎないようにしたい。

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