ネットプリントと見せる範囲を狭くすること

ブログを書かないとブログが書けなくなるので書いていく。

直近の近況としては、今日、さっき、ネットプリントの四月号を配信した。

特に希望を頂いたわけではないが、なんとなくセブンイレブンも追加してみた。

この、月に1度ネットプリントを登録する「月刊にとんぜぽ」という試み、私は割と気に入っている。

ネットプリントは手間がかかる。なんか期限もあるし、コンビニにわざわざ行かなきゃいけないし、行ったら行ったでいろいろ英数字を打たねばならない。

ので、必然的に出力する人数は少ない。したがって、私はここで、わりと拙いことをやっている。

インターネットの海に流せば、他の人の作品との評価の違いで自分の相対的位置を把握し(た気になっ)てしまう。これはくじけるほうでも図に乗るほうでもあまりいいとは思えなくて、なにかに挑戦した結果を報告するのに向かない発表形態なような気がしている。

ただただやってみたくて、ちょっとつくってみたもの、自分でなかなかやったことがなくて、まだまだ拙いもの。私の場合で言えばペン画だとかエッセイだとか短歌だとかいったものを、ネットプリントを通じて拙いながら発表してみている。

ネットプリントのいいところは、評価が全く分からないところだ。みな内容を知らずに出力するから、出力数=評価ではありえない。気楽にポンと押せるボタンがないから、こちらは頑張ったものを発表し、気が済んでいくだけなのである。よほど心が震えたらコメントなどが来るのかもしれないが、拙い段階なのでそんなこともめったにない。ある意味個人サイトより評価が気にならない場所だ。

私はたまにこうやって、自分の見せたい規模によって発表場所を変えてみたりしている。

どこに見られてもまあいいやというものはTwitter、ちょっと踏み込んだ人だけ来てほしいときは個人サイト、よっぽど興味があるなら…というものがネットプリントや有料記事だ。

鍵アカウントでの秘密のおしゃべりという文化についぞなじむことができなかったため、基本的に受け取り手の意思次第で私の出力内容は読めるようにしている。私の場合、仲いい人にだけ言えるようなことは何もないが、私に興味のない人間にまで聞かせたいことばかりというわけではない、といった具合だ。

これは結構私に合っている方法だな、と思う。とにかく人を試したり人に試されたりするのが苦手なので、読んだ人・出力した人がほとんど匿名化されるのは楽だ。鍵アカウントではフォロワーという形で匿名性が剝がれてしまう。もちろん、そういった記名された相手にこそ言えるようなことがある人だったらいいのだろうが、私の場合は仲の良さと話せる内容は比例しないため、興味がある人は好きなだけいらっしゃい、私はあなたのことを知らないけれど、というほうが楽しい。受け取り手の時もそのようが楽しい。

今月号は、絵の中に描かれる「だれでもない存在」についての話、今絶賛練習中のペン画を丸ペンで初挑戦、ちょっととげとげした短歌8首の三本立てです。

もし興味ある方いらっしゃれば、ぜひ。

追伸

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ありがとうございます!やること山積みなのでのろのろ改築になると思いますが頑張ります!
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