小規模つぶやきサイト「洞軒」を作りました&個人サイトの話

「洞軒」という小規模なつぶやきサイトを作った。

読み方は「うろのき」。てがろぐの機能を利用して、だれでもつぶやけるようになっている。

コンセプトは、「匿名性を利用してくだらないこともつぶやけるサイト」。そう、私は皆の些細なつぶやきが見たいのだ。

十年以上前にamebaを利用していた話は昔ちらっと触れたが、amebaには「なう」というショートブログがあった。
そこでは「おはよう」「寝る」「起きた」「眠い」「ごはん食べる」など、様々な「些細な」ことが書かれており、些細なことでタイムラインが埋め尽くされていた。当時のamebaなうにはふぁぼやいいねの機能もなく、個別のつぶやきに対する評価は可視化されていなかったように思う。「ぺた」という機能があったが、それはツイッターのふぁぼやいいねとは異なる機能であった。
最近、ツイッターを見ていて私が思うのは、こういう、「起きた」というツイートがなんともいとおしく感じるほど、周りが些細なことをつぶやかなくなっている、ということだ。「起きた」→「おはよう」→「おはあり」の世界は、どこか遠くへ行ってしまった(ちなみに、おはあり、とは、「おはようと声をかけてくれてありがとう」の略である)。
多くの人が知り合い以外をフォローするようになり、セルフブランディングの技術を自覚のあるなしに身に着けていくようになる。「日常つぶやき用アカウント」が作られるようになり、暗いツイートをしてしまった後は「こんなつぶやきばっかりでごめんなさい」とつぶやきたくなってしまう。インターネットは匿名で利用できるはずが、名前を隠して作り出した新たな自分像が、つぶやく幅を狭めてしまう時がある。

私はフォローしている人のことが大好きだから、何でも見たい、アカウントを新しく作ったら教えてくれ、と思っている。しかし、そうは言っても……というものがある。この人の前ではこういう自分でいたい、という感情は、多くの人が複数のアカウントを持っているように一般的なものであろう。

そこで、SNSアカウントと結びつかない名前で登録できる、また、本当に匿名の「通りすがりの人」としてつぶやける場所を作ってみた。パスワードなしで入れるアカウントの名前は統一されているので、本当に誰がつぶやいたのかわからない。まあ、ありていに言えば匿名掲示板のような場所だ。
このサイトの特異な点といえば、ひとまず現時点では、私のサイトにしかリンクを貼っていないということである。必然的に、利用者は「個人サイトをめぐるような人」に限られる。そのような人が何を見て、何を食べ、何を思っているのか、そういうことをぼんやり眺められるサイトになると嬉しい。

もちろん、長文をつぶやいてもらっても構わない。てがろぐの機能はそのまま使えるので、140字の制限もないし、リンクも貼れる。些細なことしかつぶやいていけないわけでは決してない。個人攻撃や年齢制限が必要なコンテンツは避けていただきたいが。一応metaタグで検索除けはしているので、その辺も気にせずつぶやいてくれて大丈夫である。

みんな~~~!!!些細なことも楽しいこともつらいこともおはなししてくれ~~~!!!

みなさんの書き込みを待っています。よろしくお願いいたします。むろん私もつぶやいています。「私」としてはまだつぶやきたくないこととかを……。

以下個人サイトの話と近況

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11/27 Booknook vol.1に参加します&凪あすと新刊の話

11/27にピクトスクエアで開催されるbooknook vol.1に参加します。

詳細はこんな感じ

  • 日時:2022年11月27日 00:00 〜 23:50
  • 会場:pictSQUARE
  • 参加費:一般無料/サークル参加550円
  • サークル名:と、どこか。(同人サークル名義)

イベント詳細ページはこちら

同人サークル名義で、メインの頒布物は凪あすのイラスト本です。
嘘日記の再販もします。それぞれ告知ページで部数の目安のためのアンケートをやっているので、もしよければご協力お願いします。

凪あす本アンケート

嘘日記再販アンケート

以下、私と凪あすと新刊の話。

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一年間漫画を描いてみた

ピクシブ企画「十二の夜の夢学校」が昨日、2022/10/23/23:39に終了した。
一年スパンの企画で、私はこの企画に漫画作品を投稿していた。
外部交流厳禁の企画であったが、終了・アフター期間開始に伴いそれらも解禁されたので、この企画に提出した作品について少し話していきたい。他参加者様のキャラクターの名前を上げたり、画像を載せたりはしていない。

「十二の夜の夢学校(以下、十二夢)」の概要はこのようなものである。そもそも「企画」と呼ばれる創作活動について簡単に説明すると、主催側が提示した世界観(十二夢の場合は、夢の中の学校)にオリジナルキャラクターを参加させ、参加者の提出したオリジナルキャラクターたちとの会話を創作する、というものである。それぞれのキャラクターをそれぞれの創作物の中で交流させるため、そのような形の創作物は「交流作品」と呼ばれる。
創作の形は、ピクシブの場合は漫画が主流であり、交流作品を描く場合は漫画を描くことがほとんどである。企画内容が魅力的だったのと、漫画を描けるようになりたい、という思いから、私はこの企画に参加した。

小学生のころの夢はマンガ家であった。しかし、実際ペン入れまで一つのお話として完成させたものはない。企画自体には以前から参加していたが、2つ3つ作品を上げた切り続かない場合がほとんどだった。
キャラクターを提出させ、交流作品を頻繁に上げない参加形態をとることができる企画もあるが、十二夢は、「一か月に一作品のみ投稿可能」「三か月交流作品を上げない場合、以降そのキャラクターを使えない」という決まりだったため、緩くはあるが締め切りがある状態での参加である。これは私にとっては好都合だった。漫画を描くのに慣れていないから、毎週漫画を上げて交流のラリーを行うのはハードルが高い。しかし、まったく何もないときっと描かなくなってしまう。三か月に一回くらいなら何とか描けるかも…ということで、参加することにした。その作品制作と参考資料、使用ツールなどを振り返ってみたいと思う。

提出したキャラクターはこちら。

とにかく描きやすくて愛着がわく外見を目指した。おでこが出ている長髪のメガネが好きだったのでそのようにした。後々眼鏡に苦しむことになる。

まず、結局何作品投稿できたかというリザルトを書いておく。

大体二か月に一回は投稿できているが、6月はすごくピンチだった。企画の仕様上、交流相手のキャラクターの反応を問うような形で漫画を終わらせることができないため、シーンを切り取る形、話を完結させる形で漫画を作ることになる。一応、このくらいのページ数で何らかのオチを付けた漫画を描くことができた。
実際に作品ごとに振り返ってみる。

11月:プロローグ

交流期間開始前に、「自分のキャラクターがどのような人物であるか」を説明することができる「プロローグ」というものを描いた。これは、自分のキャラクターのみを描くことができ、ほかの参加者のキャラクターを借りることはできない。プロローグの提出は自由だが、とりあえず自分の頭で考えたキャラクターが一番描きやすいため、最初に描いておいたほうがいいだろうまた、自分もこのキャラクターをどう動かせるのだろう、ということを考えるため制作した。

参考資料:いまからまんがをつくります

「同人女の感情」で有名な真田つづるさんのハウツー本である。「同人女の~」では小説書きに関するものが主な題材となっているが、その際のキャラクターの修行の日々にも「真似してみようかな…」と思うものがあり(毎日800字書くとか)、気になって購入してみた。描きたいものをリストアップしてとにかく文字化する、頭の中にあるものを全部出して、それを整理する、セリフをまずすべて書き出す、というスタイルで、企画終了までその手法を参考にしている。

使用ツール:trello

「いまからまんがをつくります」では、描きたいもののリストアップをメモ帳、シーンの書き出し・入れ替えを付箋などのアナログツールで行っていたが、とにかく鉛筆と紙、というものがなかなか使いこなせず、鉛筆を握ると何も思いつかない…といった次第であったので、デジタルデバイスを使用することにした。
trelloはもともとタスク管理ツールで、ブロックにタスクを書いて、終了したタスクが書かれたブロックを移動させる、というものなのであるが、書くものをタスクから描きたいこと、シーンに置き換えて使用していた。

プロローグ作品のtrello使用状況はこんな感じ。

実際の作品

使用ツール:クリップスタジオEX

ペン入れを完全にあきらめた。リアルGペンなどを使っていたのだがまったく楽しくなく、出力されたペン入れ結果も、全く納得いくものではなかった。ので、いっそ潔く「線を引く」のではなく「塗る」漫画として作ることにした。ぐりぐり塗るのは楽しかったので、どうにか完成にこぎつけることができた。

塗りは大体これでやっていた。また、吹き出しペンをうまく使いこなすことができず、かといって楕円はなんだか味気がなかったので、曲線フキダシというツールを使っていたが、今見るともよもよしていて変だ。

11月:交流作品

使用ツール:クリップスタジオ

ペン入れのリベンジ…だが、細さ、太さがあまりわかっていない。まだ「絵」を描くことと「漫画」を描くことの違いがあまりわかっておらず、絵を描くノリ、すなわち、その後フルカラーで塗ることが前提の線画を出力していた。水彩感のあるグレーを入れることで情報量は出ているが、漫画らしさ、のようなものは欠けている。漫画用素材もあまり使いこなせておらず、そもそも使う発想がなく、1ページ2コマ目はトーン削り用エアブラシでせっせと行っている。

使用していたペンは多分これ。

12月はカラー絵なので割愛。

1月:交流作品

使用ツール:プロクリエイト(文字入れ以外)/クリップスタジオ(文字入れ)

2021年12月にアイパッドを手に入れ、アイパッドからやるネーム作成が非常にスムーズにできたため、そのまま文字入れ以外をプロクリエイトで完成させたもの。楽ではあったが、定規・コマ割り機能などがないので、よくよく見るとコマの形が変だったりする。これまでフキダシはコマの中に入れる、コマとコマの間にあまり余白を作ってはならない、と思っていたのだが、縦長漫画でかつ、吹き出しが完全にコマの外に置いてある漫画をどこかで見て、そんなことはないのかもしれないと思って吹き出しの位置が自由自在になっている。

ペン入れは「マーキュリー」、ベタは「6B鉛筆」である。カラーの絵はクリップスタジオである。

3月:交流作品

使用ツール:プロクリエイト(ネーム)/クリップスタジオ(それ以外)

クリップスタジオで漫画を描くとき、今まで製本用テンプレートを使用しており、そのまま製本できるよう、上下左右の余白がものすごく広くなっていた。カスタム作品設定で製本を前提としないサイズで描くことができるとわかり、以降クリップスタジオで描いても余白がものすごいことになっていない。
フキダシについて、「角フキダシ」の角丸設定を行うことで、楕円にかなり近いもののセリフが入れやすい形のフキダシができるということをツイッターで知り、この作品では人物のセリフはほぼそれで行っている(探したが元ツイートが見つけられなかった)。

参考資料:スランプでもなんとかなる漫画の描き方

この講座に非常に感銘を受けた。漫画は情報伝達メディアであり、すべてのコマは何らかの情報を提示するものである、という意識が芽生えた。いままで、すべてのコマに人あるいは背景を描くものであるとなんとなく思ってきたが、それは何かの情報を提示するためである、と理解した。これ以降、事前に提示してある情報以外に追加項目がないセリフはカットする、セリフ以外に出せる情報がないコマは思い切ってトーンベタ塗りにしてしまう、という対処法を身に着けることができた。

また、ここからクリップスタジオの漫画ツールを使用できるようになってきており、カケアミブラシでベタの中にほんわりをした明かりを作るなどということにチャレンジしている。

また、同時期に「#デジタル漫画描きが答えるテンプレ」というものをツイッターで見かけ、フォント・文字サイズ・コマ幅などの再検討を行った。

これも上記のハッシュタグで見つけたものである。長い漫画を同じテンションで描くのが難しかったため、前半はしげペン改、後半はこのペンで描いている。

6月:交流作品

使用ツール:プロクリエイト(ネーム)/クリップスタジオ

ものすごくぎりぎりだった。危うく参加不可になるところだった。ぎりぎりのため背景はほぼ真っ白。だが、内容的には密度のあるものだったように思う。これもペン入れを完全にあきらめ、ほぼすべてデッサン鉛筆で行った。

例のハッシュタグでこのブラシを知り、使うようになる。フキダシの描き方、いつまでもわからない。

8月:交流作品

交流というか、心象風景のような作品になった。万年筆をリアルで買ったこともあり、万年筆で書いた手紙のような漫画を描けないか?と思い制作した。

ペン入れはこれ

心象記述はこれ。

10月:交流作品

使用ツール:クリップスタジオ

今までネームはプロクリエイトで行っていたが、少しぎりぎりなのもあってセリフをすべて書き出す→クリスタのストーリーエディタ機能でページに置く→コマ割りをする→何を描きこむか決める→下書き→ペン入れ…という流れで制作を行った。七本目ということもあって、プロットからネームを組み立てるまでは比較的スムーズにできるようになった。

人物ペン入れ

物体ペン入れ

いままで一人の人とがっつり会話したり、自分の考えをまとめるだけの作品だったこともあり、交流色が薄かったため、なるべくいろんな人に、一年の感謝を込めて会話できるような構成を考えた。場面転換に課題があるが、今までで一番読みやすい漫画になったのではないかと思う。

まず、何回か欠席したものの、無事、完走できたことをお祝いしたい。企画に最後まで参加し続けることができたのはこれが初めてである。システムや世界観、交流のペースが性に合っていたのだと思う。
プロットを組み立て、終着点が見えた状態で話を描けるようになったのが素直にうれしい。途中までは漫画を描くことに対して「大変だ」という気持ちが完全に上位だったが、最後の月になって、慣れと習熟もあってか、「楽しい」と思える余裕が生まれた。

企画自体も、自分の漫画制作生活としても、とても楽しい一年となった。企画主催者様、参加者の皆様、見てくれた皆様、本当にありがとうございました。

漫画を描くということはできるようになったという自信が生まれたので、今後も漫画を描いていきたい!

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教えてもらった曲を聴いてみた拍手返信【2022年9月】

以前の記事のweb拍手で9月に教えてもらった曲の感想を拍手返信と共につらつら書いていこう!という記事です。教えてくださった方々、ありがとうございました。

随時募集中です!これからも教えてください。

燃え殻/馬の骨 琥珀色の街、上海蟹の朝/くるり by 猫さん

好きな曲、ではなく、また聴きたい曲という表現に言葉にできない良さを感じました。 燃え殻/馬の骨 琥珀色の街、上海蟹の朝/くるり

 

猫さん

コメントもありがとうございます!「好きな曲」だけでなく、「好きな○○」って答えるの結構難しいな…と思っているんですよね。そして自分が「好きな○○教えて」と聞いて答えてもらっても、「あ~こういうのが好きなんだ~」みたいな感じがつかめない感覚があり、人から何かを聞くときにはもう少し範囲を狭めたほうがいいのでは?そして私が聞きたいのはどういうものなんだ?と考えた結果、「また聴きたい曲」だな~と思ったのでこのタイトルにしました。自分で考えたとき、だいぶ範囲が狭まるし、ともすれば「好きな曲」には入ってないけど…みたいな「ふと」好きな感じの曲がピックアップされたりして、自分で考えてみても不思議でした。猫さんのまた聴きたい曲をおしえていただき、ありがとうございました!

燃え殻/馬の骨

初めて知ったアーティストでした!ゆったりしてて、歌詞が聞き取りやすく、そしてタイトルにもなっている「燃え殻」がすごく心に引っかかる歌詞でした。「愛の燃え殻」って表現、すごくいいですね…。歌詞からはある2人のお別れ、みたいな情景が窺えたのですが、この「愛の燃え殻」みたいになる瞬間って、生活しててたまにあるよな~って考えながら聴いていました。人相手じゃなくても、例えば好きだった漫画とかのコンテンツ、熱中していた趣味に対して、燃え上がってしまった後、しかも、落ち着いてゆっくり愛せる、という状態ではなく、涙で壊れてしまいそうな、燃え殻の状態になってしまう。最近絵が描けなくなったりしたことがあって、「わたしって絵を描くのが好きだったはずなのにな」という感情になっていた時期があったので、この「愛の燃え殻」という表現、そこから生成される概念がすごく好きだな~と思いました。愛の燃え殻を抱きしめながら生きていきたいね…。

琥珀色の街、上海蟹の朝/くるり

くるり、は「ばらの花」の矢野顕子アレンジしか知らなかったので、こういう曲もあるんだ!と知りました。「燃え殻/馬の骨」もそうですが、やや曇りというか、真っ青な空・真っ暗な夜空、のようなクリアな空気感より、どこか曇った、煙の気配がある曲ですね。聴いていると涙腺が刺激されるような感覚がある。歌いながら思い切り泣きたいな…。サビの歌詞が好きで、「こぼしてもいいからさ」というところで完璧じゃなくてもいいよ、って言ってくれてはいるんですけど、人間完璧じゃなくていいって言説この世に溢れすぎてて、どうにも自分に刺さらないというか、そんなことは分かってるよ~でも~みたいなところがあって、そこに、最後の「上手に割れたらいいな」が来て…そう、「上手くやれないけど上手くやりたい」ということを一緒に願ってくれる存在がほしいんだよな、という気持ちになってじわっときました。

大東京万博/Tempalay

最近サーチでサイトの方を知り、作品や日記を拝見させていただいております。 Tempalayの大東京万博という曲が好きでよく聴いています。よろしければ聴いてみてください。

コメントありがとうございます~!作品も見てもらえてうれしいです。

大東京万博/Tempalay

Tempalayは兄姉の影響で「あびばのんのん」を聴いていました。この曲も一個の曲の中で色々な場所に飛んでいく雰囲気がありますね。「あびばのんのん」のMVは結構衝撃的でしたが、あのめくるめく変化劇が、「大東京万博」では緩やかにしかし確実に変質しているさまがあり、魔法のじゅうたんに乗ってゆっくりしていたら次々知らないところに連れて行ってもらえて、しかも訪ね先の人びとがにこやかに手を振ってくれているような感じがありました。万博には一度も行ったことがないのですが、「万博」という言葉からイメージされるような、一つの施設にいろんな世界がある、しかしどこか埃っぽくいい意味で俗っぽい空気感が感じられました。
サビのフレーズが印象的なのですが、これは一人の魅力的な人間に万博を見る、という曲なのかな、と捉えました。そう考えるとすごくロマンチックな歌だな…!

クロニック・ラヴ/中谷美紀 ほか byさえぎさん

僭越ながら、私の好きな曲を送らせていただきます。 ・ガールッピ/桃月学園1年え〜☆び〜組 ・クロニック・ラヴ/中谷美紀 ・SUGAR ME/Tommy february6 ・TOGENKYO/フレデリック ・Serenade/女王蜂 ・サクラあっぱれーしょん/でんぱ組.inc ・星のダイアローグ/スタァライト九九組 ・サウスポー/ピンク・レディー ・スカウトマン/乃木坂46 ・愛すべきべき Human Life/アンジュルム ・still/魔王魂、森田交一 いつもサイトを楽しく拝見しています。更新楽しみです。

さえぎさん

更新たのしみにしていただけててとてもうれしいです!もくりでもありがとうございました!たくさん教えていただき、ありがとうございます。Spotifyなどで聞けた範囲の曲の感想を書かせていただきます。

クロニック・ラヴ/中谷美紀

中谷美紀さん、名前はすごい聞いたことあるのですが曲を聴いたのは初めてでした。声が好きだ…。
燃え殻/馬の骨につづき、人と人の別れ、しかし思いがさっぱり消えたわけではない、という情景が思い浮かぶ曲でした。もしかして私がそういう別れの話が大好きなのがばれているのか…?
クロニック(chronic)というのもいいですね…。愛って永遠じゃなくて慢性化する何かなんですよね…という感覚がすごくしっくり聞きます。わたしは結構、愛やそういったパッションに関してこのようなひねくれた姿勢なのですが、この曲はそのようなアイロニックな感じではなく、澄んだ声ですうっとうたわれているのが素敵でした。

SUGAR ME/Tommy february6

めちゃかわいい~!「Hi,Hello?」のあとの歌詞でいつもこっちへのアクション的な声かけがあるのとてもいいですね…。曲の中の人物が自分に向けて歌っている、という形の曲、うれしい~。サビの「SUGAR ME」もリズムが良くて、カラオケで初めて聞いてもノリノリになれそうでいい~!これ友達が歌ってこっちにファンサしてくれたらめっちゃ喜んじゃうな。打ち込み系(っていうんでいいのかな?)の曲ってなんとなく歌詞が印象に残らないイメージがあったんですが、声かけ的な歌詞やリズムの良さで曲も歌詞も印象に残るかわいく楽しい曲でした。

TOGENKYO/フレデリック

フレデリックってよく人の好きなアーティストで聞くけど実際聴いたことなかったやつ~~!教えてくださりありがとうございます。実際アーティストくくりで好きだよって言われてもシャッフル再生して聞き流して終わってしまうので、こうやって具体的な曲をおしえてもらうとちゃんとその曲掘れていいですね…。

フレデリックってなんか名前のイメージからゆったりしたエモーショナルな感じのグループなのかな~って思ってたので、エネルギッシュな曲でびっくりしました。歌い出しめちゃめちゃいいですね…ネクライトーキーというバンドも聴いているのですが、「とほほ~;;」って感情をぽーんと投げて歌っている感じがして好きです。あとたぶんベース?が主旋律を引くところがあっていいですね。バンドの楽器に関して詳しくないので違ったらすみません。低い弦楽器の音がした気がするんです。
生活する上でやなことっていっぱいあって、それを「とほほ」の形、つまりすこしコミカルに、でも嫌だったことは消さない、という形に昇華してくれる音楽が好きだな~。自分の辛さを「とほほ」として認めるために音楽を聴いているときがあるのかもしれないな、とこの曲を聴いて思いました。

Serenade/女王蜂

女王蜂、学部生時代に先輩がよく歌っていて聴いてました。その先輩がべろべろに酔っ払ったときに「俺この曲聴いて泣いちゃってさ…」と「FLAT」を聴かせてくれて、当時の自分にド刺さりして一緒に手をつないで酔っぱらいながら号泣した思い出があります。

アヴちゃんのハミング?っていうのかな、歌詞にならないところで言葉未満の声を出して歌うところが好きですね。
歌詞を聴いていると意外と知らない言葉を「あ、自分てこの言葉の意味知らないんだ~」と気づくことがあります。恥ずかしながら「セレナーデ」の意味を知りませんでした。なんかの音楽の一種ということは知っていたのですが、「恋人の部屋の窓下で奏でる恋愛の歌曲」という意味もあるんですね(Oxford Languageより)。アヴちゃんは「型にはまらない」というイメージがあるのですが、その、型、すなわち多くの人が所属できる何か、にはまらない状態で、人々へ音楽を使って交信を行っていると考えると、女王蜂の中で結構象徴的な歌なのかもしれないな…。「そっと」という歌詞を歌うときの歌声やサウンドが全然「そっと」じゃないことが印象的なのですが、「そっと」というのは気持ち、というかその曲を世界に送り出すときの姿勢であって、歌声の話ではないのかもしれない。いつでもそっと曲を送り出して伝えてくれているのかもしれない。

サクラあっぱれーしょん/でんぱ組.inc

アニメ「でんぱ組」のオープニングみたいでかわいい~~~。名前を聞いたことありながらも具体的な楽曲を取り出して聞いたことなかったアーティストその②です。乙女を、人間をやるのってすごく難しくて、準備ばっちりだと思ってもパンツがはみ出てたり汗たらりしたり靴下破れてたり…するのよね…。今日ふと鏡を見たら襟足が伸びすぎていることに気づきました…。やっていかなきゃな。それでも、そんな状態でもパワフル全開で突き抜けていくこのグループに元気づけられている人がいるのかもしれないな。それは私たちのファンタジーかもしれないけど、そのファンタジーを見せるのが彼女たちなのかも。

サウスポー/ピンク・レディー

こういう時期の曲に特有の「よいしょ!よいしょ!」って合いの手が入れられるリズムの良さ、ノリの良さがありますね…元気出る!ピンクレディーの音楽界・芸能界での立ち位置をあんまり知らないのですが、「ピンクのサウスポー きりきり舞いよ」という歌詞がいいなあと思っていて、「ピンク」を背負いながらサウスポーとしてきりきり舞いしていく、お色気としばらくさようならをして戦っていく、という姿勢を感じました。へ~~~すごいな…。

スカウトマン/乃木坂46

すごく幅広くアイドルの曲をおしえてもらっているのですが、そのどれもパフォーマーのみなさんの意志が想定されいる曲が多く、教えてくださった方の好みが窺えてめちゃ嬉しいです…。乃木坂はそれこそMステとか紅白とかで出てくるときの曲しか知らないので、こんなダウナー?というかゆっくりした曲もあるんだ、と意外でした。インディーズアイドルをほそぼそ推していて、その界隈で結構頻出するのが「承認欲求」という言葉なんですよね。インディーズアイドルはそういった部分を出すセルフプロデュースを行っていることも多いのですが、メジャーの、しかも乃木坂の方たちってどちらかというとそういうイメージがなく、でも彼女らにもそう言う側面があるのかもしれない、と気づかされました。
しかし、この曲を「承認欲求」という言葉なしに表現するって部分に、秋元康ってやっぱり作詞家としてそれなりに実力がある方なんだな…って思いますね…。

still/魔王魂 森田交一

別れの話が好きなのが絶対にばれているか、教えてくれた方と私の趣味が似ているのか、また別れの曲で嬉しくなってしまいました。別れの話の、人間が一番愚かになる感じが好きなんですよね(ひねくれすぎている!)。それが詰まっててすごい好きです。曲調もちょっと懐かしい感じでいい~。2010年代のアニメのエンディングを思い出しました。

星のダイアローグ/スタァライト九九組

レヴュースタァライト観てました!いま劇場版を途中まで観て胸がいっぱいになって止めています。劇場版、アニメ本編に対してのオタクたちの「本当にそれでよかったの…?」という部分を逐一引っ張り出して決着をつけて「よかったっつってんだろ!!」って言っている作品で最高なのでもし未視聴でしたらご覧ください。途中までしか観てないで言っているのでもう観てて「そんな話じゃないわ」って感じだったらすみません。舞台に立つってこういうことだよな…。アニメのこと思い出して嬉しい気持ちになりました。

愛すべきべき Human Life/アンジュルム

友人に教えられて聴いたことあります!TLで「最強赤ちゃん」と呼ばれていた子がすごくかわいい…本当に赤ちゃんでびっくりしちゃう…。タイトルがめっちゃいいですよね。こういうことをアイドルが歌ってくれるの、とっても嬉しいな…。

ありがとうございました&まだまだ募集中です!

ということで、9月に教えてもらった曲の感想を書きました。追加で10月にも教えてもらえたので、それはまた書きたいと思います。みなさんの「また聴きたい曲」まだまだ募集中です!web拍手その他で教えてください。

プレイリストにまとめました

これまで教えてもらった曲をSpotifyのプレイリストにしました。

10月に教えてもらった曲も入ってます。Spotifyになかった曲は未収録です。

今のわたしの「また聴きたい曲」

これ!!!

ティグラン・ハマシアン「An Ancient Observer」

「具体的な曲をおしえてもらえてうれしい」と書きながらアルバム単位で推してしまい申し訳ないのですが、最近すごいこれをヘビロテしています。カフェで流れているのを聞いてすごい良いな…と気になって気になって、店主さんに教えてもらって家で聴きなおしているくらい夢中です。
ジャズのピアノ曲?に分類されるのだと思います。不規則で曲をおぼえてしまうことがないので、いつまでも飽きずに聴けている…。最近はスリープタイマーをセットしてこれを流しながら漫画を読んで入眠しています。歌なし・海外アーティストにハマるのは初めて!そういった素養がないのにめちゃめちゃ夢中になっているので、何か魅力があるのかも…と思い頻繁に話題に出してしまいます。

曲をゆっくり聴くのってやっぱりいいな~~~と思ったので、またいろいろ教えてください。まってま~す!

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RSS情報収集を始めた&サイトでRSS情報配信を開始した

2022/10/15追記

RSSを使用した情報収集を始めました。
RSS…そんな単語を読んだことはあり、なんかWi-Fiのアイコンが斜めになったみたいなマークも見たことがあるものの、実際どんなものかわかっていない…。

Wi-Fiを斜めにしたようなアイコン

自分に関係があるものと正直思っていなかったのだが、使ってみると色々便利なことが分かった。また、このブログは個人サイトを運営している方を勝手に仲間だと思い応援しているのだが、個人サイトを運営している方も知っていて損はない概念だな~と思ったので、辞書等を引用しながら使ってみた所感を述べてみる。筆者はwebデザインの専門家ではなく、サイト作成を初めて3か月の人間であるので、この記事を読んで、正確さが担保された情報がほしいと思った場合は各自調べてみてほしい。

RSSとは

ホームページやブログなどの更新情報や要約、見出しなどのメタデータ(属性情報)を構造化して記述するためのXML(インターネット上のコンテンツを記述する言語の一つ)ベースのフォーマット。RSSリーダーを利用すれば、ニュースサイトやブログの更新状況を自動的に確認し、複数のニュースサイトへのアクセスや愛読している多くのブログを閲覧しなくても、更新されたサイトだけを効率よく探し出す。

『情報・知識 imidas』,「RSS[インターネット]」,手嶋彩子(2008.3)https://japanknowledge.com/lib/display/?lid=50010A-124-0046

まあだいだい以上の引用記述がすべてだ。わたしは、更新情報を通知する元のデータだと捉えている。

何ができるのか

RSSはデータであるので、そのままでは専門的な知識のないわたしには読むことができない。そこで、RSSリーダーサービスを利用すると、好きなサイトのRSS情報を収集し、それを読み取った結果がコンピュータのための記述言語ではなく日本語で読めるようになる。
RSSリーダーサービスとは、RSSという更新情報データを収集し、そのサービスが対応している言語で一覧表示してくれるサービスである。これによって、はてなブログ、noteなど複数のサービスで購読しているサイト(ブログ)の更新情報を、サイトの境界をまたいで一気に確認することができるようになる。わたしの理解を図解すると以下のようになる。

現在、代表的なところだとはてなブログ、noteなど、人によって使用している公開プラットフォームが異なっており、それぞれのサービスに熱心にログインしない限り、更新を見逃しがちである。また、フォローしていることを認知されたくない、となってくると、フォローもしにくく、より更新情報が分かりにくくなってしまう。でも更新したら絶対見たい!という方のわがままをおおよそ叶えてくれるサービスである。

私が使っているRSSリーダーサービス

現在使用しているのはfeedlyinoreaderである。どちらも現在無料サービスの範囲内で使用している。

2つ使用していることにそんなに意味はない。まずはじめに検索して話題に出る数が多かったfeedlyを使用してみたのだが、こちらは完全英語サービスで、もう少し調べたらinoreaderが日本語対応しており比較的情報取得頻度が高いということでinoreaderも使用し始めてみた、という流れである。使用してみて、どちらか使いやすい方を継続したいと思っている。

feedlyとinoreaderの上記以外の差は、feedlyは複数サイトを登録したとき、はじめからそれぞれの更新情報を更新日付順に並び変えてくれるのだが、inoreaderは完全に受信した順に並んでしまう。

例えば、10/1と10/10に更新情報があるサイトAと10/2と10/11に更新情報があるサイトBを、サイトA→サイトBの順に登録した場合、それぞれのサービスで表示される一覧情報は以下のようになる。

feedly

10/11 サイトB
10/10 サイトA
10/2  サイトB
10/1  サイトA

inoreader

10/11 サイトB
10/2  サイトB

10/10 サイトA
10/1  サイトA

すなわち、inoreaderは厳密には並び替え機能はなく、純粋に受信順に情報を一覧化すると考えられる。
一度登録してしまえば、あとはそれぞれのサイトがそれぞれ更新され、それぞれの受信順に一覧化されるので、時間がたてばfeedlyのような時系列順の並びになるのだが、やはり使い始めはやりにくいところがある。

他にはreeder5というリーダーサービスも興味深かったが、パソコン版がmac版のみでwindows版がないのであきらめた。

自分のサーバーを使用して利用する「tiny tiny RSS」というサービスも気になったが、こちらはスマホアプリ版がandroid版しかないのであきらめた。

feedly,inoreaderの使い方

では、どうやってRSS情報を取得するの?ということだが、やり方はいたって簡単である。それぞれのサービスの「RSSフィードを追加」という部分から、好きなサイトのURLを登録する、というだけ。それらのサービスがRSSを配信していれば、URLを入れるだけで情報を収集してくれる。いじってみた感じ、以下のサイトはRSS情報が収集可能である。

  • はてなブログ
  • note
  • てがろぐ使用ページ
  • その他ブログサービス
  • (おおよその)WordPressを使用して作られたサイト

【追記】
WordPressは取得できるときと取得できないときがあるらしい。RSSフィードページ自体は存在しているのですが、そこに更新情報が追加されているかどうかがサイトによって異なる。

RSS情報がないサイトもある…

上記のサービスではそれぞれの利用者がわざわざRSS情報配信の設定をせずとも、自動でRSS情報が配信されている。しかし、RSS情報を配信していないサイトも存在する。例えばわたしのサイト、すなわちHTMLベタ打ちサイトはRSSは自動では配信されず、自分で設定し、更新したら逐一登録する必要がある。このように、RSS情報配信が自動搭載されていないサービスでサイトを作成している場合は、そのサイトのRSS情報は上記の簡単な方法では読み込むことができない。調べたところ、どうにか設定をする方法もあるらしいのだが、難しくて現在はチャレンジできていない。ちなみに、feedlyもinoreaderも、有料プランにするとRSS情報を配信していないサイトからも情報収集が可能になる。「わがままをおおよそ叶えてくれるサービス」という由縁はここにある。

実際どんな感じに表示されるのか

feedlyの使用画面
inoreaderの使用画面

更新情報の配列の具合を見るために自分のサイトを登録したフォルダの画面を表示する。RSS情報はそれぞれフォルダ分けできるので、以下のようにフォルダ分けしている

  • 公式:気になるコンテンツの公式サイト・公式アカウント
  • 呟き:好きなサイトのてがろぐページ・ショートブログ
  • 個人サイト:好きなサイト
  • 健康:健康に関するブログ・ショートブログ

自分のサイトでRSS情報を配信するようにした

前述の通り、htmlベタ打ちサイトではRSS情報を別に登録しないとRSS情報が配信されない。わたしのサイトもこれまではRSS情報を配信していなかったが、10月分からRSS情報を配信した。配信の種別は以下のとおりである。気になるコンテンツのURLをRSSリーダーに登録していただけると、更新情報が届くようになる。

それぞれの更新情報は被らないようになっている。すべて見たい場合は…お手数だが…すべて登録してください…。

追記:お知らせページ作りました

それぞれのサイトにRSSに関するお知らせページ作りました!もし登録したよって方いたらボタンをポチっと押してください。

そもそもなんでRSS情報収集をしようと思ったのか

以下の記事を読んで、RSSを使用した情報収集について知ったからである。

コロンビアさまによるサイト「nemui」

Twitterとのいい距離感のつかみ方をいつも悩んでいる。そんな時にこの記事に出会い、「TwitterをやめるかはともかくとしてこのRSS情報収集って便利そうだな…」となったため、調べて初めてみた。上記時にはオタクがTwitterから離れるためのさまざまなTIPSがあり、また単純に管理人さんの記事はそれぞれ面白いので、もし興味があったら参照していただきたい。リンクフリーということでリンクを貼っているが、「○○のリンクから来ました」というようなことは伝えないでいただくようお願いします。

RSS情報配信しよう&RSSで情報収集しよう!

個人サイトをやっている方々へ、一度RSSリーダーを使用して自分のサイトがRSS配信に対応しているかどうか確かめてみてほしい。そして、もし対応していなければ、よければ対応してほしい。あなたの更新情報が分かりたくて、なんどもURLをRSSリーダーに読み込み有料プランへの誘導をされている人がいるかもしれないから…。

そして、いろいろサービスがあって、Twitterでの更新通知を見逃すといつの間にか読めてない記事がある!という方へ、こういうサービスがあるので、よかったら使ってみるといいのではないでしょうか!

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