記憶にある限りでは、最後に38℃以上出したのが一年前になった。月に何度も体調を崩しながらも、熱が出るまでにはいかなくなったようだ。
これは丈夫になったととらえるべきなのだろうか。体感としては、風邪をひいていたころのほうが動けていたような気もする。熱を出す体力もなくなったのだろうか?まあそれもあり得るが、致命的に体調を崩しにくくなり、こまめに休めるようになったと考えるようにしよう。
最近はもっぱらな凪あすオンリーの原稿をやっている。2022年以降の私は恒常的に創作をしているジャンルというものはなく、ウェブオンリーや記念日などで描けそうなタイミングがあったら描くというスタイルをとっている。これは別にポリシーとかではなくて、そもそもなにかしら描けるほどハマっているジャンルが10年前のオリジナルアニメだったり、10年前のゲームだったり、マイペースにしかプレイできないソシャゲだったり、マイペースに見に行くときがあるくらいの個人サイト連載の漫画だったりしているため、「現行」という感覚がなく、その都度創作するということがないからである。最後にそういう創作をしていたのは実況者グループだったかもしれない。その団体も配信がメインとなったりした流れで日常の中に組み込まれるようになり、特にその都度創作することはなくなった。
話がそれた。こういう活動の仕方はいわゆるクラスタ(界隈という言い方のほうが時勢に適していると思うが、当該用語はマイナスの意味も含むためあえてこの言い方をする)に属することがないわりに、ウェブオンリーイベントであれば結構見に来てくださる方も多く反応ももらえ、のびのび発表できる点で性に合っている。しかし、日常的に創作しているわけではないから描き慣れるということがなく、常に資料を開きながら作画をすることになる。
で、今、凪あすの漫画44pに挑んでいる。別に普段描いてないのに。このとき何が起こるかというと、すべてのコマでいちいち資料を開いて描くという状況に陥る。私が観測する「同人誌を出す人」というのは普段インターネットで特定ジャンルの創作を日常的に行っており、その発展形でイベントに出るというものだ。だからこれは勝手なイメージなのだが、そういうひとたちはそのキャラクターの服装や髪の分け目、ともすればトーン番号まで自分の中でプリセットができており、作画に集中できている……と夢想している。
私には全くそれがなく、未だに大好きな伊佐木要くんの前髪の方向をおどおどと作画をしている。
さすがに効率が悪かったので、いったんペンのテストもかねて登場キャラクターを練習した。普段白黒線画など描かないため、このような時に用やっとペンのテストをするのだ……。
みちのくコミティアで持ち込みに行ったときに描いた漫画では「RE:漫画インクペン」を使っていたのでしばらくそれで粘ってみたのだが、方向によっていきなり太くなるのがどうにも制御が難しく、結局pixiv企画の時に使っていた「紙に描いてるカンジGペン」にした。「かしペン」もいいような気がしたが、なんだか漫画で描いてみるとうまくいかなかった。「仮Gペン」も気になっているのだが、iPadでは良い感じに使えるものの板タブだと難しかった。ちなみに下書きはみんな「がささえんぴつ」で描いている。おすすめである。
しばらく本業をサボっていたが今日から全然両輪でやっていかなければならないので、体調を崩さない範囲で(両方!)間に合うように頑張っていかなければならない。応援してください……。