20221220画像追加
万年筆を買い始めてから紙に文字が書けるようになった、という話は前にしたが、それ以降かなりノートを活用するようになったので、使っているノートの話でもしようかと思う。ちなみに以前体調が不安定だという話をしたが、蕁麻疹は落ち着き、不眠は解決した。一度いつまでも意識がふらふらするという状態になったが、それも立て直すことができた。今はぼちぼちやっている。
使っているノートは大体以下の4冊だ。
- ほぼ日手帳 weeks
- ペルパネプ ツルツル ドット罫
- 3年日記
- MDノートA5
基本的にこれらを毎日開いて書きこんでいる。それぞれに役割がある。
ほぼ日手帳 weeks :スケジュール管理・ライフログ・to do リスト
マンスリーページでざっくりとした予定を立て、ウィークリーページでさらに細かい予定を記入する。ウィークリーページには余白を残しておいて、実際にやったとを一日の終わりに記入する。余白というのは具体的には、ウィークリーの一日分のスケジュール欄を二分割して、片側に予定、もう一方にライフログを書くという形になる。
コマコマしていて、とてもきれいなものではないが、とにかく描いているときに自分の行動を思い返し記録するという営みが私にとって重要なのである。日々がどんどん過ぎていき、最近はいつ何をやったのかすぐに分からなくなってしまう。体調を崩しやすくもあるので、その原因が探れるよう、なるべく何をやったのかを書き留めておくことが必要なのである。
末尾のメモ欄に欲しいものリストも書いておいてある。一週間後見てほしくなくなっていたら線を引いて消している。
ペルパネプノート:本業関係の執筆活動の際の雑念メモ・作業メモ
前回記事で気になっていると書いていたのだが、辛抱たまらず買ってしまった。ツルツルノートとファインライターの使い心地がすごくいい。
本業で論理的な筋の通った文章を書く必要があるのだが、その際の作業予定と、雑念メモを書いている。最近はやりのポモドーロテクニックを使っているのだが、1ポモドーロのタスクをまず書き出し、1ポモドーロ作業して、休憩時間にタスクの見直しメモと次のタスクの予定建てをし、作業に戻る…ということをしている。
ポモドーロテクニックのノウハウ的には、作業時間中はなるべく中断することなくそのタスクに集中することが推奨されている。メールのチェックなども休憩時間に回すこと、とされており、何か気になることがある場合は、あとでやることとしてメモしておき、タスクに戻る、という形だ。「爪を切る」「予定を確認する」「ペンを探す」などが雑念メモに残っている。
このほかに、文章を組み立てる際の思考過程などもメモに残している。これまで文章を書く際には頭とキーボードの二つだけを使用していたのだが、文章を頭で組み立てていたり、また文章に盛り込むほどではないが確かに意図していることなどを考えていたりする際、寝入ってしまうことが頻繁に起こっていた。これの対策として、ツルツル書けるこのペンとノートが大変役立っている。とにかく自分の意図を整えずに書き出していくと、いったん気が済み、文章を打つことに集中しなおすことができる。例えば
「これまでAというアプローチが多いが、今回はBというアプローチを行う」
という文章を打った時に、私の頭の中では、
Aというアプローチはなんとなく使いたくない。こういうことに言及できてないし、自分的にはAよりBのほうが理論が明快で親しみやすいような…
といった雑念がある。これを、これまでは頭の中できれいな文章にしようとしていたのだが、それだと集中が切れて寝入ってしまうので、これをいったん書き出して、アプローチAへのある種のうっ憤を晴らした後に、
Aというアプローチには以下の問題があるため、この問題にこのように対応できるBというアプローチを行う
という文章を作れるようになった。これまでも何度か寝入りながらここまではこぎつけていたのだが、ノートを使うようになって寝入ってしまって自己嫌悪する回数が減ったのが嬉しい。
細かい話だが、タスク中のメモはファインライターでつるつると書き、タスク計画の見直しはペルパネプ万年筆で落ち着いて書く、という使い分けをしている。ペルパネプ、本当にいいのでお勧めである。
3年日記:起床時間・食事・体調・簡単な日記
主に病院に行く際に参照できるようにするためのノートである。食事を記録することで外食の回数もわかり、出費の頻度も把握できるのではないか?という狙いである。やれてよかったこと、なんだか心配なことなど、書いて発散しておきたいことも一言書いておいている。
MDノート:その他すべての考え事
一番使用頻度が高いノートである。ほぼ日手帳と3年日記は一日の終わり、ペルパネプは本業中に開くのだが、MDノートはとにかくしょっちゅう開く。一日3回以上は開いている。これには一応決まりごとがあって、いつも開いて最初に年月日と時刻を記入している。これはなんとなくだ。いちおうこの決まりによって、早起きした日や眠れなかった日がわかる。
やること・やりたいことリスト・愚痴・やれてよかったこと・理想の生活……もろもろ、とにかく脳に浮かんだことをバーっと書くのにも使っている。最近は、休憩を終えて本業に戻らなければならないがやる気が出ない、というようなときにノートを開き、頭に浮かんだことをすべて書く、ということもやっている。意外と考え事に熱中せず、書けるだけ書いたら気が済んで本業のタスク計画を立て始めたりして、そこからどうにか本業に戻ることができている。一日の終わりにも開き、明日の朝からやることを順に書いたりする日もある。
記録がなんぼのもんじゃい、ノートにとって何が変わるんだ、と思っていた時期もあったが、自分の考えや抱えているタスクが可視化されることで、脳にため込んでおく必要がなくなったため、忘れていいことは安心して忘れられるし、忘れてはいけないことは書かれている、という状況になり、過去の感情に引きずられるということが減ったように思う。
感情もタスクも、以前のことを覚え続ける必要がある、ということは、自分をある程度過去の状態に固定化する必要がある。それの多くを出力しておくと、以前より緩く軽やかに「今」を過ごすことができているように感じる。
その他文具メモ
2023年の手帳はエディットB6の一日一ページのものにした。今から使うのが楽しみである。
パイロット万年筆LIGHTIVE用のインクとして、「すなおいろ 涅」というものを買ったが、発色がよすぎて濃淡がなく、まるでボールペンのような字になってしまい、自分的にはいまいちだった。はっきり黒を出したい人にはお勧めかも知れない。
近況
最近は二次創作にはまっている。とにかく小説を書けるようになりたい!という気持ちが強く、早起き出来た日にはなるべく小説を書くようにしている。短くても完成させることを目標に。
こういう、漫画の中に何かの上達法やノウハウが書かれているとすぐにまねしたくなっており、現在もそんな状況である。当該ジャンルで開催される2023年4月のオンラインイベントに参加することにしたので、挿絵付きの小説ができるよう頑張っていきたい。
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