【進捗管理】文学フリマ東京38新刊雑誌

この記事は

表題のイベントのための雑誌作業の進捗管理記事です。個人サイト「箱庭ディペンド」さんの進捗管理記事がいいなと思ったので、自分でもやってみることにしました(リンク不可でしたらご一報ください)。

出すイベント

文学フリマ東京38

以下進捗

  • 2024.03.09

    『黒群にて』 やっと小説のプロットを考えようとしている。ひとまず前回号に載せたやつを読み直した。 登場人物のキャラクターがすごくあやふやなのでどうにかしたい。 眠すぎて一時間寝てしまった。

  • 2024.03.12

    『黒群にて』プロット続き。 そういえば気軽に書こうと思っていたことを思い出した。思い出した途端割とプロットが進んだ。出来事は決まっているから、一つ一つを小さい短編のようにしてそれをつなげられればいいのだと思う。 もうちょっと二人のことがよくわかりたいが、これは書き始めてもいいのかもしれない。

  • 2024.03.16

    小説『黒群にて』続き。463字。 ひとまず書き始めたが、途中で強烈根眠気に襲われ作業続行を断念。 書き始めはいつも苦しいが、重要だからこそひとまず書いてあとで直すのだとはやみねかおるも言っていたので、頑張ろう。

  • 2024.03.17

    小説『黒群にて』続き。 +784字。何とかのろのろ進んでいる。 表現の繰り返しがどうしても多くなってしまう。あと句読点の打ち方は未だに難しい。紅玉いづきが読点を過剰に使っていたころが好きだから、どうしてもそうなりがちである。 『黒群にて』は基本回想の物語なのだが、今日は現在時間軸のものを書いた。つぎからは過去時間軸のものに戻る。

  • 2024.03.18

    イラストページ。 25分ずつ切ってラフを描いている。四ページ分もう描いていたので今日は三ページ描いた。三ページ目はさすがによくわからなくなっていた。今日は空腹すぎるのでこれで終わり。

  • 2024.03.21

    小説『黒群にて』続き。 過去時間軸の話に入った。824字。 静馬が東里のことばかり考えているので静馬の詳細がわからず不思議になっている。もう少し静馬のことがわかるように書きたい。

  • 2024.03.22

    小説『黒群にて』続き。 1,021字。多くのものを没にしたのでどうなるかは不明。とにかく書き進めるしかない。思ったことは書いて、無駄なものはメモとして別に保存して書き進めていく。 何とかなってほしいものだ。

  • 2024.03.23

    小説『黒群にて』続き。 2300字。結構進んだ。思わぬ展開になったのでどうなるかは本当に分からない。 書くのは楽しい。だんだんリズムができてきた。

  • 2024.03.25

    小説『黒群にて』続き。 2300字。 地の文が楽しいかもしれない。だんだん進んできた。シーンが一つ終わった。 東里の外見描写ができたことによって東里のことがわかってきた。

  • 2024.03.26

    絵が一枚進んだぞ!!!!!!!!!!!!!たすかる ほんとうにたすかる このペンを大人買いしてたまに使っている https://yumingli.gumroad.com/l/jasdn

  • 2024.03.27

    カラーページ8ページ分のラフが終わったぞ!!!! 最近微かにダイエットをしていて夜に糖質をとっていなかったのだがそれをしていると頭が全く働かず絵がかけないことが分かったので、今日はスパゲッティを食べた。ら、描けた。ほどほどに食うべきだと思った。

  • 2024.03.28

    小説『黒群にて』+1185字。現在8000字。前は12,000だから字数的には一号分終わりそうなのだが、話の内容をもう少し進めたい思いがる。 一枚ラフを描きなおした。 雑誌を連続で買う層ってそんなにいないと思うので『黒群にて』をあんまり連載として続けたくないのだが、なんだか今回も終わりそうにない。続けるにしても、まいかい一話完結みたいにできるのが理想である。推敲で何とかしたい。今回は文フリだから雑誌の数だけ黒群にて1話の単体のコピー本をつけてもいいかもしれない。手間だが……。

頑張っています。

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孤独にものを愛することは難しい

自分がTRPGを遊ぶために作ったキャラクターや、オリジナル作品として作ったキャラクターを愛するのが難しい。

私の行動や感情は基本的にインターネットに流されている。空腹で辛いとか、今は生理前でひどい気分だとかいうことさえ文字になって流れていく。私の感情は基本的にすべて文字になっていて、それは翻って文字にできることを感情と認知しているくらいのレベルまで行っている。

水鏡希人『君のための物語』を中古で買った。

 なんだか最近は昔好きだったものをどうにか手に入れようと頑張る時期のようだ。この本を中古で買った理由は明白で、中古で買う以外に方法がなかったからである。

 昔表紙につられて読んで、結構好きだった記憶がある。学校の図書室にあって、読み終わったにもかかわらず何度か繰り返し借りていた。大昔に読んだので内容はおぼろげだが、語り手ともう一人の謎の何物かの関係がセクシーでよかった気がする。多分自由帳にへたくそなファンアートを書くくらいにはハマっていた。

 次回作が出るのを結構わくわくと待っていて、『そして、誰もが嘘をつく』は実家にある。

 その後もふんわり、まあ望むのであれば『君のための物語』のようなテイストのものが出ないかな~と思っていて、数年前ふと調べたらなんと2011年発行の『そして、誰もが嘘をつく』を最新に、活動を停止しているようだった。

のろのろと調べたところなんだかいろいろあったらしく、少し悲しかった。そんなことが数年前にあって、当時はその悲しさで本を手に入れるどころではなかったのだが、なんかもう、本当にこの本が再販されることはないのだろうなと思うときちんと手に入れておかねばならないような気がした。

好きな作家である紅玉いづきがモデルになっているキャラクターがいるという噂を聞いて、これまた数年前に相沢沙呼『小説の神様』を読んだ。それを読む限り、まあ、すべてがその小説通りということはないかもしれないが、小説家として存続し続けるというのはなかなか難しいことなのかもしれないと思う。わたしが見ているのは、数少ない、そしてこれからも存続できるかどうかはわからない「今のところ成功中」のものなのだ。

作者の水鏡希人のことをふんわり考えるときがたまにある。届くまで再読できないから内容は本当におぼろげだけれども、あの物語はわたしのための物語でもあったように思う。

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家にある本を読む

三月初めから三日前くらいまで、だいぶ精神が悪かったので、意識してインターネットから離れていた。スマートホンからディスコードを初めてとしたSNSアプリをアンインストールし、暇になったら本を読んで過ごしていた。

読んでいたのはこの三つ。

上二つはエンタメ小説的なものだ。高校を卒業してからあんまり読みつけないジャンルだったけど、おもしろかった。目的と体調によるが、雑多な人間の短文をただ眺めて時間を潰すのと、プロのエンタメを読むのは種類が異なる時間だなと思った。人の感情に引っ張られやすいときは思い切りエンタメを楽しむのがいいのかもしれない。

エンタメ小説はただ楽しい!面白い!だけではなく、その前に「ぐぬぬ……」となるシーンがある。ストレスがあったうえでのすっきり面白い!なので、感情のふり幅的にはSNSと大体同じである。楽しさにはある程度の不快感がつきものなのかもしれないと思った。

『わたし、定時で帰ります』はかなり良くできている話だった。タイトルからは定時で帰りたい主人公VSそれを決して許さない会社というようなものを想像していたのだが、会社も一枚岩ではなく、そして主人公の心情も多層的で、なかなか面白かった。ストレスターンが本当にストレスなので、読むなら一気に読んだ方がいい。

『元彼の遺言状』は主人公がぶっ飛んでいて、時折モノローグで挟まれる「私はこういう人間なのだが……」というぶっ飛び自己紹介が面白い。ミステリ的には普通だが、まあ楽しめた。

上の二つを読んで小説を読む体力がついてきたので、途中まで読んで積んでいた『クララとお日さま』を再開した。カズオイシグロは学生の頃に『日の名残り』の原書を読む講義があって以来である。原書がどうにも難しく、私は翻訳版を購入してカンニングしながら講義に参加していた。小難しい話でとても私にはエンタメ感覚で楽しめるものではなかったのだが、内容が3/4に差し掛かってきたあたりで作品に対する向き合い方がわかってきて、『日の名残り』自体はかなり好きになった。

『クララとお日さま』も同様に、後半をしばらく過ぎたあたりでやっと読み方がわかってくるものだった。難しいけどどこか嬉しさがあり、理解したとはいいがたいが妙な共感がある作品だった。

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また今日もパン生地をセットした

なんにもできてない日の夕方、パン生地をセットする。材料を混ぜてラップをかけてしばらく放置し、ガス抜きをしてまたラップをかける。そのうえで冷蔵庫に入れて一晩また放置して、次の日の朝成形と二次発酵をして焼き上げる。

今日は朝から小説を書こうと思ったのだが、500字弱書いたあたりで強烈な眠気がやってきて、15時まで寝てしまった。特に怠かったりしたわけではないのだが、まあたまには惰眠をむさぼらなければやってられない。

小麦は前回使っていたテリア特号がなくなったので、新しくスペルト小麦というものを買ってみた。

富澤商店は数ある強力粉の味と触感の目安を図に示したカードを店舗で配布しており、毎回それを参考にしながら買っている。横軸が「あっさり⇔リッチ」、縦軸が「ふわふわ⇔もっちり」となっている四象限マトリクス図であり、私は第四象限の「リッチ、もっちり」に属している粉を基本的に買っている。スペルト小麦はこれまで買っていたルスティカやテリア特号よりはもっちりではないが、リッチ度合いが群を抜いていたので試しにこれにしてみることにする。

この本でしばらくバゲットだけを作ってみたのだが、本の後ろの方のページにあった「ねじねじパン」を最近作ってみている。材料は一緒で成形の仕方しか違わないのだが、なんだかこっちのほうが柔らかいような気がする。バゲットは最近焼きすぎなのか、スカスカしているような感じがあるのだ。

ねじねじパンとそれを見つめる犬のぬいぐるみ

今日のパンはレシピママに作ったが、最近作った二個はライ麦粉とクミンシードを混ぜて作っている。写真のもその作り方だ。カレー粉を混ぜてないけどカレーのような風味がして面白い。おいしいのでお勧めである。

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